半径12の円に内接する正十二角形を考える。 この円の円周は、2πr=π このとき、正十二角形の一辺の長さをaとすると、余弦定理より a2=b2+c2−2bccos30∘=122+122−2⋅12⋅12⋅32=14+14−34=2−34 したがって、 a=2−34=2−32 正十二角形の周の長さは12a=62−3 また、円の円周の長さは正十二角形の周の長さより長い。 62−3<π 両辺を2乗して、36⋅(2−3)<π2 72−363=36⋅(2−3)<π2 1.73<3<1.74とすると、 72−36⋅1.74<36⋅(2−3)<π2 9.36<36⋅(2−3)<π2 3.052=9.3025<9.36<36⋅(2−3)<π2 よって、3.05<π Q.E.D